この度はインタビューにご協力いただきまして、誠にありがとうございます。 まずそれぞれの自己紹介をお願いします。
[命依] ボーカルの命依です。よろしくお願いします。
[かごめ] ギターかごめです。お願いします。
[JiMYY] ギターのJiMYYです。よろしくお願いします。
[真] ベースの真(まな)です。
[蓮] ドラムの蓮です。
2022年12月、「mama.」はレーベルから独立しました。
独立してからまもなく約1年が経とうとしていますが、この期間で感じた変化について、どのように感じていますか?事務所所属の時と比べて、心境の変化などはありましたか?
[命依] 新バンドのつもりで再始動したので新鮮な気持ちでバンドが出来ていてバンドのブレインとしてとてもいい刺激になっています。誰かに作られたバンドじゃないのでこっちの方が生きやすいです。
[かごめ] やはり自分達でやる大変さなどを随所に感じるので苦労はありますが自分達のやりたいこと。進めたい方針で進められているのでとてもやりやすいです。
[JiMYY] 第三者の目が無くなり全ての判断を自分たちで行う事に対して今は正しい事ができているのかと不安になる面も多々ありますが、それも含めて楽しくやっていけてると思います。
[真] 1からやるような気持ちで始めました。ですが、これまで培ってきたこともとても糧になってます。
[蓮] 自分にとってはこのメンバーとすることなすことがどれも新鮮で、毎日がすごいスピードで過ぎていくように感じてます。
独立することによって、バンドとしての「ビジネス」要素を考えながら活動することは難しかったですか?またそれぞれの役割分担などはありますか?
[命依] 主に作詞作曲をしています。あまり僕はビジネスとは思っていないのでメンバーに託しています。
[かごめ] 今まであまり考えて来なかったですが色々提案して成功や失敗があるのは難しいと感じました。
[JiMYY] 独立してからミックスマスタリングを担当する事になりました。より良い作品を作るという一点に集中してるのでビジネス的な目線で自分たちの音楽を見ることはほぼ無いですね。
[真] 僕はいろいろメンバーが考えたアイディアに対して考えるようにしています。良くも悪くも常にそういう思考になるようになりました。ですが、アーティストとしての芯は根本にあって「音楽」を念頭に置いて活動していることには変わりありません。
[蓮] 自分はビジネス的な部分については疎いので、もっと勉強が必要かもしれません。自分の役割はなんだろう?逆にメンバーに聞いてみたいです。
その後、mama.はバンド名を大文字表記である「MAMA.」に変え、再始動しました。
バンド名を大文字表記の「MAMA.」変えた主な理由はなんですか?全く異なるバンド名に変更することも検討していましたか?
[命依] みんな話し合わなくても大文字になる事になっていました。解散は考えてなかったので他のバンド名は考えてないと思います。
[かごめ] メンバーは変わりましたがバンドとしては変わらないので成長と言う意味でも大文字が良いと思いました。
[JiMYY] 大文字にした理由は正直覚えてないですが今のバンド名は好きだから変えたくないと発言したのは覚えてます。
[真] 理由という理由があったかは微妙なところですがmama.からMAMA.へ進化みたいな感じで受け取ってもらえればと思います。
[蓮] 自分が加入する時点でバンド名は決まっていたのですが、大文字の方がスタイリッシュな気がして僕は好きですね。
再始動後、ギタリストの紫游はJiMYYに新しく名前を変更しました。名前を変えようと思った理由はなんだったのでしょうか?
[JiMYY] これは僕が10歳の時につけられたニックネームで年月が経って環境が変わった今でも周りからこの名前で呼ばれてました。だったらこっちでよくね?っていう単純な理由です。おかげでとても生活しやすいです。
新ドラマー、蓮が再始動と同時に加入しました。命依さんと元々の繋がりということですが、新ドラマーとして迎え入れての共同制作はいかがでしたか?
[命依] 元々地元の新潟でプライベートでも遊ぶ友達だったんですけど誘ったのは真くんです。
[かごめ] 途中からバンドに入る大変さと言うのはとてもあったと思いますが蓮自体MAMA.に馴染んでいたのでとてもやりやすいと思いました。
[JiMYY] 地元の友達っていいですね。
[真] こいつだ!!ってずっと思ってて、しつこく口説きました(笑)。制作に関してもなんか合うというか、皆んなしっくりきてます。
[蓮] みんな個性は強いけど、ただぶつかるんじゃなくて最終的にしっかり一つに纏まるバンドなんですよね。いいメンバーだと思います。
過去のMAMA.の楽曲に対して、ドラマーとしてどのように向き合いましたか?特にここが難しかったフレーズ、また苦労した楽曲はありましたか?
[蓮] 自分はドラムが得意な方のプレイヤーではないので、割と苦労はあったかもしれません。特にバスドラムを細かく刻むフレーズが苦手で、「業」という曲のフレーズを理解するのにどれほど時間を費やしたかわかりません。それでも自分を奮い立たせてくれたのはMAMA.の存在でしたね。
2023年3月29日 池袋EDGE 完全復活ONE MAN LIVE「VISUAL HYBRID MUSIC.」にて、再始動しましたが、その時のライブはどうでしたか?ステージでのライブパフォーマンスは活動休止前と異なる感覚はありましたか?
[命依] 少し気張ってたのもありますが休止して自分でダメなところとかに気付けた後だったので更にかっこいいライブになってる気がします。これからも好きにやらせて貰います。
[かごめ] ここからと言う気持ちだったので気合の入ったライブになりました。ライブパフォーマンスに関しては伸び伸び出来ていた気がします。
[JiMYY] 活動休止の何もできなかった時間もあったのでまたライブができるって嬉しく思いましたね。
[真] 3ヶ月溜めてたものめちゃくちゃに出しました。久々のステージだったので自分もそれなりに緊張はしてたと思います。
[蓮] この日のために自分ができる準備はしてきたつもりだったんですけどね、本番前に緊張し過ぎてメンバーに助けを求めていたのを覚えています(笑)。
再始動後、バンドとして初のオリジナルのフルアルバム『ANIMISM』が7月にリリースされました。
今回、バンドとして初のフルアルバムでのリリースでしたが、実際に制作してみてどうでしたか?
[命依] フルアルバムって物を作りたかったのが理由ですがいい機会だったので作りました。これからもVISUAL HYBRID MUSIC.を創っていきます。まだ音楽で色んなことしたいです。
[かごめ] MAMA.にとってもそうですが人生で初だったので大変とは思いましたが徐々に出来上がる曲達を聴き、共にモチベーションも上がりました。
[JiMYY] やっぱバンドはアルバムだなって再認識しました。
[真] 完成するまですごい大変だったんですけど、完成した時の達成感はすごいなって思います。
[蓮] ANIMISMが完成するまで色んなことがありましたね。完成版のCDがみんなの手元に届くまで沢山お待たせさせちゃいました。
- KAGUYA (instrumental)
- Tenmei no Ame (天命の雨)
- BLACK DOG.
- Psycho
- Fukoubutsu (Vocal one shot take ver.) (不幸物 (Vocal one shot take ver.))
- GREEN HEAD MEN
- OMEN
- Koufukuron (幸福論)
- Mariana (instrumental)
- Nightmare.
- MUDER RED CHAINSAW (2023 ver.)
- Dystopia
- Wednesday.
アルバムの制作中での苦労話や変わった出来事などがあれば教えてください。
[命依] ずっと切羽詰まっててあまり覚えてないのが本音ですがメンバーみんな前向いてました。
[かごめ] 期間内にどれだけ納得できる最高のものを届けられるかは変わらず大変でした。
[JiMYY] 録りから最後まで全てセルフでするだけでもう苦労話ですけど良い時間だったと思います。
[真] スケジュールの関係等大変なことは多々ありました。個人的には最後の最後リリースの直前が1番苦労したかなと思います。
[蓮] 制作期間中に人生で初めての蕁麻疹が出ました。とても辛かったですが、これからもバンドを通していろんな経験をしていきたいです。
今回アルバムに収録されている「不幸物」では一発録りに挑戦されました。一発録りにこだわった理由はありますか?
[命依] この曲をあまり理解してくれる人がいないと思っていたので何も変えずリリースしようと思ってましたがよく聴かれているみたいでレコーディング期間中に思いつきでやった気がします。変な曲ですけどかっこいいですよね。
ファンの間では定番の楽曲「MURDER RED CHAINSAW」の再録版を制作し、今回のアルバムに収録しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
[命依] 小文字mama.時代の人気曲だったので新しくなっても武器として使って行きたいので刃を研ぎました。
[かごめ] 尖った曲かつファンの方にも人気なので再録に至りました。
[JiMYY] ライブでやらない日の方が圧倒的の少ない僕たちのとっても大切な曲なのでアップデートしました。また録りたいですねこの曲は。
[真] 間違いなくキラーチューンなのでこれも進化させようと。
[蓮] 僕自身も以前からこの曲が好きだったのでメンバーの提案に賛成しました。
アルバムの中で特に好きな楽曲はどれですか?また選んだ理由も教えてください。
[命依] Wednesday.です。永遠なんてないかもだけど永遠は信じて生きていきたいですね。
[かごめ] 完成時はDystopia.でしたが時が経ち天命の雨になりました。ライブでやった時歌詞がスッと入り、感情が一番入りやすいので。
[JiMYY] OMENです。以前からこういう空気感の曲はずっとやりたくて。そのおかげかアレンジも一瞬でした。
[真] 蓮と同じなのですが、Nightmare.です。シンプルに曲も詞も良い。最初から言ってるんですけど1番好きです。
[蓮] 今だったらNightmare.ですかね。聴いてる時間帯とかその時自分が考えてること、気分によっても変わると思うんですけど。この曲のテンポ感といい優しい雰囲気が今の自分に寄り添ってくれてる感じがします。
『ANIMISM』リリースツアーのファイナル、『復讐』が2023年9月15日にSpotify O-WESTで開催されました。そこで「僕たちはヴィジュアル系の新時代を創造する」と宣言されていました。
完全復活ワンマンより、バンドコンセプトが「VISUAL HYBRID MUSIC」となりました。
[命依] この時代に始まったバンドとして、ヴィジュアル系に新しい物を混ぜて革命と維新を起こします。というメッセージです。
[かごめ] 似たり寄ったりのこの時代での宣戦布告みたいなものを思っています。
[JiMYY] もちろんこれまでのヴィジュアル系を完全否定しているわけではないです。リスペクトしつつぶっ壊していこうかと。
[真] そのままの意味でV系に加えて新しい挑戦や新しいものを見つけて行きたいという希望もこもってます。
[蓮] その名の通り、沢山の要素を織り交ぜながらこれからも色々な挑戦をしていきたいと考えています。
メンバーが考える「VISUAL」と「VISUAL HYBRID」の違いは何ですか?
[命依] 新しい事してるバンドは沢山いるしジャンルの壁も壊れてきているのも知っています。この時代だからこそこの中でMAMA.として1つに確立したいです。違いって表現よりかはMAMA.はMAMA.として見てくれと言う事です。
[かごめ] ヴィジュアル系と言うジャンルにはいますがそこに留まらない音楽を届けると言う意味で考えてます。
[JiMYY] 型のとらわれない事の象徴ですね。
[真] 無理に新しいことをしてるとかじゃなくて自分たちのやりたいことが新しいことに繋がっているような。VISUAL系を盛り上げたい気持ちは変わりません。
[蓮] MAMA.は他とは違う魅力、輝きを放ってるバンドだと思ってます。
活動休止中、一部の海外のファンはバンドが「ノンヴィジュアル系」バンドとして復活するかもしれないと懸念していました。結果的には変わらずヴィジュアル系として活動再開されましたが、なぜヴィジュアル系をそこまで重要視しているのでしょうか?
[命依] ヴィジュアル系を知ってから人生変わったしいつもすぐ死のうとしてた僕の命を救ってくれたので次は僕が救いたいからです。それが出来た時にMAMA.という1つの概念として確立するんだと思っています。
[かごめ] ヴィジュアル系を全く知らずこの世界に足を踏み入た中でヴィジュアル系の良さを一番に理解してるからです。
[JiMYY] いろいろな音楽を聞いて育ちましたが、ここまで熱くなれるのはヴィジュアル系です。海外の人の方がジャンルにとらわれず音楽を楽しむ印象だったのですが懸念していた事には驚きです。
[真] 月並みの言葉になってしまいますが根本がV系好きなので!
[蓮] 僕らもお客さんと同じように、純粋にヴィジュアル系を愛してるからだと思います。
MAMA.のようなバンドの登場のおかげで、ヴィジュアル系シーンが再燃していると感じます。ヴィジュアル系の新時代を創造する意図について、更に詳しく教えてください。
[命依] でも結局のところ命依という人間をより多くの人に理解して欲しいという我儘をしてる故にこのスタイルを自然に作れているんじゃないかなと思います。誰かと一緒が嫌なだけです。お揃いは好きな子とだけでいいんですよ(笑)。
[かごめ] 時代は常に進化しながらも昔を取り入れたりと変化していくのでMAMA.も進化して行くってことですかね。
[JiMYY] 近頃ではヴィジュアル系は廃れているなんて言われていますが正直完全否定はできません。弾いてみた動画なんて物を簡単にネットにUPできるこの時代にヴィジュアル系の曲はかほとんど見ないです。ヴィジュアル系を聴いてロックしたいって思うキッズたちがまた増えるように時代を変えていきたいですね。
[真] 僕らは僕らのやりたいことを体現していくだけと言いますか、それを持って新しい時代を築いて行きたいと思っています。
[蓮] この限られた文字数の中でその答えを自分なりにまとめるのは難しいかもしれませんが、メンバーが言ってることには同感です。
先日行われたSpotify O-WESTワンマンの最後には、バンドとしての次の新たな目標でもある恵比寿リキッドルームにて、単独ワンマン「神殺し」を2024年2月10日に開催することが発表されました。
タイトルの「神殺し」はかなり刺激的かつ風刺的に感じます。このタイトルを選んだ理由を教えてください。
[命依] 僕は神様はいると信じているので罰当たりなタイトルですがそれでも中々世界を救ってくれないですよね。だから僕に顔出してくれるように全ての神様に喧嘩売るタイトルにしました。何かすごい事が起こりそうですね。
[かごめ] 神を殺せたらMAMA.が神ってことですよね?(笑)そう言うことです。
[JiMYY] 真意は考えた本人にしかわからないですが人間は神に縋る生き物です。その神を殺すんですから僕たちは誰にも縋らないという挑戦的な印象を感じますよね。
[真] 全てはご来場いただければわかるでしょう。
[蓮] タイトルは命依が決めました。インパクト強いですよね。
この一年で池袋EDGEから始まり、Spotify O-WEST、そして恵比寿リキッドルームのワンマンなど、MAMA.としてもかなりのハイペースでの活動となりました。この短期間でのキャパ拡大についてどのように感じていますか?
[命依] キャパを埋める埋めないとかはどうでも良くて、やりたいからやるだけです。でもより多くの人に見て欲しいので挑戦していくのみです。
[かごめ] あまり常識にとらわれないのがMAMA.の良いところだと思うのでそれの現れです。
[JiMYY] 不安がないと言えば嘘になりますがそれに勝るくらい前向きな気持ちが大きいです。リキッドもすごく楽しみです。
[真] 今はやらないとかそういうのではなくて、人の一瞬はそこしかないので間違った選択ではないと思っています。ただそれなりの挑戦なので僕らも相当な覚悟で挑みます。
[蓮] 良い選択なんじゃないかと。得られるものは多いと思っています。
恵比寿リキッドルームはバンドとしても最大キャパの会場となります。この会場でのライブは過去のライブと比べて、何か特別な思いはありますか?
[命依] 上京した頃に好きになったSCAPEGOATというバンドのワンマンライブを当日券買って見に行ったので思い出深いです。
[かごめ] ここまで応援してくれたファンの皆が着いてきて良かったと思えるようなものにしたいので今まで以上に気合い入ってます。
[JiMYY] 昔よくライブハウスのキャパを調べてた時期があって四桁の始まりがここだったんですよね。こんなところでできたら気持ちいいだろうなってうっすら考えてた事が実現してテンション上がっています。
[真] 恐れるような気持ちは全くないですが、カッコイイバンドが立てる場所だと思ってるのでこの機会に感謝して堂々たるステージを作りたいと思います。
[蓮] 偉大な先輩方がここに立ってきたんだなって思うと自然と力が漲ってきますね。
上記のライブに加え、 3大主要都市での主催ツアー「襲撃」、そして新宿BLAZEでの対バンイベント「VISUAL NEW SPIRIT.」も発表されました。
今回の コンセプトワンマンや主催ツアー、対バンイベントで楽しみにしていることは何ですか?
[命依] 対バンしたら楽屋で喋ってくれる人も増えてそれが凄く楽しいんですよね。ライブは勿論奪いに行きますけどね。
[かごめ] 応援してくれる方も増えたんでもっと増やし色んなファンの楽しんでる様子を目の前で見ることですかね。
[JiMYY] WESTでのワンマンを経て僕たちは目に見える進化をしたと思います。その中でのライブを多くの人に感じていただきたいですね。
[真] どの日も全力で1人でも多くを魅了したいと思っています。
[蓮] どの日も血が騒ぎますね。沢山の人前に立てるのが楽しみです。
2024年以降、MAMA.としての目標は何ですか?
[命依] とにかくMAMA.の音楽と活動をより多く広めて行きたいです。
[かごめ] まだまだMAMA.を知らない人は数多くいると思うのでそこに届くように
[JiMYY] より良い作品を作り、より多くの人に知っていただく。毎年変わらずです。
[真] より強く大きくなれるように頑張ります。
[蓮] ヴィジュアル系に興味がない人にも「バンド名だけ聞いたことある」って言わせたいですね。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
[命依] いつもありがとう。
[かごめ] 最後まで読んでくれてありがとうございました。
[JiMYY] 海外にもいきます。いつかね。
[真] いつもありがとうございます。是非ライブに足を運んでみてください。きっと何かと出会えるはず。
[蓮] ありがとうございます。
このインタビューにご協力いただいたMAMA.の皆さんに感謝します。
インタビューは vkeijonas 、 Pingu 、 inartistic が担当しました。
お問い合わせ info@vk.gy






An interview with MAMA.
Them being fans of SCAPEGOAT makes a lot of sense, actually. Great interview!
2023-11-20
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